明治の関東大学リーグ、今季の最終戦を迎えてしまいました。１０月１３日に早稲田戦で幕を開けてから約２ヶ月。あっという間にこの試合を迎えてしまったような気がします。特に、２次リーグに入ってからの明治の戦いぶりは素晴らしいものがありましたから、本当にあっという間に１試合、１試合が過ぎ去っていったような気がします。そして、今日は東洋戦。１次リーグでは惜しい負け方をしたものの、２次リーグの１回戦では０−３から逆転勝ちを納めた相手。いい感じで試合に臨んでいたのではないでしょうか。
今日のメンバー
明治
GK 1越智 35加藤
1S 66柳 17飯村 16水本 33坂元 22曽山
2S 19安田 47石黒 10本田 34川村 7木元
3S 9工藤 40石山 18南條 15森田 32本間
4S 12秦 27新妻 11後藤 3船樹 39鈴木
東洋
GK 29石川 39金丸
1S 18森田 13瀬高 21辻 33佐々木 8石山
2S 40佐々木 24阿部 19工藤 2任田 4大内
3S 27今 9沢田 10大澤 44菊池 11濱津
4S 23檜山 17東 12三浦 3五十嵐 7秋田
明治は６日の早稲田戦の１ピリ途中から組んで、リズム良く攻めていたセットを最初から組んできました。早稲田戦欠場だった木元も戻ってきました。東洋は今政則が３つ目にいるのが気持ち悪いですね。
レフェリーは根本 ラインズマン塚田・小野
第１ピリオド
スターターは両チームとも１つ目。明治は今日は最初DF６人できちんと回していましたが、途中から５人で回し始めました。
出足は明治が圧倒。ほとんど東洋陣内で試合を進めます。
０：５２ 反則 明治１０本田 スラッシング
いきなり迎えたキルプレーだったが、東洋がオフサイド連発で、ほとんど自陣に攻め込まれることは無かった。
３：０３ 反則 明治４０石山 ハイスティック（ダブルマイナー）
フェイスオフ直後、そのまま絡み合ったままだった東洋・澤田の顔に入ってしまった。故意ではなかったようだが、血が出てしまったのでダブルマイナーに。
４：０２ 安田が東洋DFを引き連れて相手陣内に攻め込んで行くが、最後の最後でシュートを空振り。
４：４６ 東洋・今に越智が出してしまった逆サイドへのリバウンドを叩かれるが、ポストに命中して助けられる。
これ以外はすごく落ち着いたキルプレーを見せ、危なげなく４分を終える。そして、４分を終えると・・・
９：０８ 明治先制！！！ 明治１点目 Ｇ17飯村←Ａ16水本←66柳
東洋陣内でパスを回し、最後水本のバックパスを受けて、飯村が見事にゴール前に切り込んでいきそのままパックを押し込んできた。飯村、やっと波に乗れましたね（でも今日が最終戦・・・）
１１：２０ 東洋・佐々木にゴール前でノーマークを取られるが、越智がナイスセーブ
１１：４６ 反則 東洋１８ ハイスティック
１１：５４ 明治パワープレーゴール！ 明治２点目 Ｇ19安田
フェイスオフから早々に東洋陣内にパックを持ち込み、ボックスを組むか組まないかのうちに、ブルーライン右サイドにいた川村が自分でシュートを打つと見せかけて東洋DFが一気に川村の方に寄った瞬間に、逆サイドにいた木元にパスを流した。そして木元がシュート。リバウンドが出てゴール前の混戦を制してパックをゴールに入れたのが安田だった。是非このゴールは川村と木元にもアシストをつけてあげたかった。４年生安田がリーグ戦最終戦できちんと決めてきましたね。
１４：０５ 明治更に追加点！！！ 明治３点目 Ｇ16水本←Ａ66柳
明治、勢いに乗ってしまいました。東洋陣内の本部席側ボード際でパックを受けた水本が上手くゴール裏にいた柳にパスを出す。そして、そのままゴール前に走り込んだところにドンぴしゃで柳から水本にリターンパスがやってきて、見事に水本が決めてきた。リズム良く３点を取ってきました。が、前回の東洋戦は逆のパターンで、東洋に３点取られて、そこから明治が逆転したはず。この３点で安心してはいけません。
１５：５０ 坂元のシュートから東洋ゴールに次々とシュートを放つが、最後石山ががら空きのゴールにシュートを放ったが、枠の中にパックをコントロールできず。
そして、この頃からなんとなく石黒のセットのリズムがおかしくなってきます。３点取って気が抜けたのか、ちょっと雑なプレーが出てきてしまったり、パックをゆっくり回してみたりと嫌な雰囲気が漂い始めます。
１６：３２ 反則 東洋２１ クロスチェッキング
シュート数 明治１５ 東洋１０
嫌な雰囲気が漂い始めても特に危ないシーンは無かったが、インターバルできちんと気合いを入れなおして、２ピリで先に点を取らないと、まだまだセーフティリードではないはず。東洋との試合は何があるかわかりません。
第２ピリオド
３：５６ 飯村が東洋ゴール右サイドの角度の無いところからシュートを放つが、決まらず。
４：１０ ゴール裏でパックを持った石黒からゴール前にいた安田に良いパスが出たが、安田叩けず。
４：５６ 反則 明治１９安田 ハイスティック
このキルプレーもほとんど相手陣内で試合を進める。ホントに柳・水本・飯村はキルプレーの時に、相手陣内で試合を進めるのが上手いです。
７：１２ 安田が反則あけで２連続シュート。
８：３９ 反則 東洋 メンバーオーバー（１２代行）
８：５０ 坂元がオーバーラップしていいシュートを打つが、GK正面で押さえられる。
１１：２１ 反則 東洋１０ ハイスティック
１２：４０ 東洋ゴール右サイドから石黒が強烈なシュートを放つが、東洋GKの顔に当たってしまいホイッスル。
１３：３８ 石山がフェイスオフからそのままシュートに持ち込む。
１４：５６ 反則 明治３４川村 ホールディング
１６：００ 東洋に波状攻撃をされ、越智も寝てしまい、クリーズ内で明治DFも一人東洋DFにつぶされたままだしで目を覆いたくなるような状況になるが、なんとかパックをクリア。
１８：２５ 東洋・辻にゴール前でいいシュートを打たれるが、ポストに助けられる。
１９：０２ 反則 東洋８ トリッピング
１９：３４ 待望の追加点！ 明治４点目 Ｇ10本田←Ａ7木元
ブルーラインからの木元のシュートのリバウンドをゴール前で本田が落ち着いて決めてきた。東洋より先に、そして２ピリのこの時間に点を加えることが出来たのは大きいです。
シュート数 明治１４ 東洋１２
１ピリ終盤で見られた悪い雰囲気もそれほど気にはならなかった。ただ本当に東洋より先に点を入れることが出来たので、いいノリで３ピリに進むことができるはず。
第３ピリオド
東洋は３ピリから３セットにいた今政則を２つ目に、そして明治は４点差の余裕からか、FWを４セット回しに。４セットのセンター、新妻も４年生ですからね。最後は試合に出てもらわなきゃ。
１：１８ 川村の強烈なシュートが東洋ゴールポストをかすめていく。
３：１０ 明治の４つ目FWが始めて氷上に。東洋の１つ目と当たるが、特に危なげなくプレー。
６：４４ 東洋１点目 Ｇ8石山←Ａ13瀬高
瀬高のブルーラインからのシュートをゴール前でちょこんと石山に合わせられてしまいました。この後、きちんと自分たちに流れを引き戻さねば。
８：４０ 明治ゴール前で何本もシュートを放たれるが、石黒がナイスクリア。
１１：１２ 東洋・工藤にノーマークを取られかかるが、本間が良く戻り、逆サイドにもパスを出させないようにパスコースに寝ていいセーブ。
１２：５０ 曽山がゴール前で上手くシュートを上に上げるが、ゴールポスト上のバーに当たってしまいノーゴール。入ったようにも見えたが、ゴールランプもつかなかったので、外側に落ちてしまったのだろう。
１４：４２ 水本と飯村で２対１の体系を作り、水本が左サイドをパックを持って上がり、飯村にはパスを出さずそのまま自分でシュートを放つ。
１５：３０ 越智の正面で、東洋・沢田に強烈なシュートを打たれるが、越智がナイスセーブ。
１８：４０ 東洋２点目 Ｇ13瀬高
ノーマークで切り込まれてしまった。
１８：４０ 東洋 タイムアウト
この時点で２点差。当然６人攻撃の打ち合わせのはず。残り１分２０秒・・・。
１８：４５ 東洋が６人攻撃をスタート。明治陣内にパックは入るが、それほど危険なシーンは無かったのだが・・・。
１９：２６ 反則 明治１６水本 フッキング
東洋陣内でパックが回されているときに、詰めていったときに相手選手をひっかけてしまった。ただ、キルプレーの方がアイシングが無くなるので、パックは流しやすくなるはず。そして・・・
明治大学 ４（３−０，１−０，０−２）２ 東洋大学
シュート数 明治１３ 東洋１２
明治、東洋に２連勝＆３位キープ！本当はこの前に試合を行っていた法政のように、優勝で喜びたいところですが、とりあえず最後に追い込んで順位を一つ上げたことを評価したいですね。２次リーグに入ってから、上位との試合しか無かったというのに、１次リーグから順位を上げたのですから。２次リーグの明治の勢いはすごいものがありましたね。それが今日の試合にも出ていたと思います。いい試合運びでした。
今日の試合は本当に気持ちよさそうに選手が試合をしていたのがとても印象的でした。この勢いをもってすれば、トーナメントのインカレは明治の方に風が吹いてくるはず。４年生の皆さん、下級生を引っ張って、是非インカレで今まで味わえなかった勝利の味をもぎ取ってきて下さい。
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