きょうこの勝手に応援 2002
4月16日 関東大学選手権 2回戦 国士舘大学対明治大学

 待ちに待った明治の新チームお披露目の試合でございます。入学式から約10日。明治はどんなチームになったのでしょうか。FW・DFで主力どころだった選手が抜けているので、そこをどう新入生がカバーしているか。

 今日のメンバー
国士舘
GK 52 27
1S 21 13 12 89 2
2S 18 23 20 33 17
3S 19 77 ? 37 9
4S 44 41 55
(音響が悪くて、聞き取れていない部分多々あり。全然違うかも・・・)

明治
GK 1越智 51山本
1S 19石岡 47石黒 91鈴木雅仁 2外崎 22曽山
2S 66柳 17飯村 10本田 34川村 7木元
3S 16工藤 40石山 11後藤 33鬼頭 32本間
4S 12秦 18南條 14阿部 15森田 39鈴木雄介
(太字が1年生です)

いや、なんと明治は1つ目に1年生が3人並びました。確かに高校時代から名をはせていた選手達ですから、オールメンバーに名を連ねるだろうなぁとは思っていましたが、まさか1つ目にこれだけ並ぶとは。
ちなみに今年、昨年から背番号を変更したのは目立ったところでは工藤の9→16ぐらいですね。

今日のレフェリーは川村(ラインズマンのアナウンスがなかった・・・ついでに「秦」も読めなかったらしくて、アナウンスが詰まって、挙げ句の果てに飛ばされてました・・・去年もあったなぁ、そういえば)。

第1ピリオド
 0:18 反則 明治19 エルボーイング
 開幕早々の最初のプレーで、1年生がいきなり反則・・・(苦笑)今年の明治を象徴するプレーになるのかも・・・と予感させる反則でした。

 1:33 先制のショートハンドゴール! 明治1点目 G47石黒
 ニュートラルゾーンでパックをカットして、そのまま一人で持ち込んで落ち着いて決めてきました。今年の明治の開幕ゴールは副将・石黒が決めてきました(ちなみに、昨年は主将・坂元が開幕ゴールを決めましたね)。

 3:04 1年生・鈴木雅仁がオフサイドぎりぎりでパスを受け、ノーマークでシュートを放つが決まらず。

 そして4:00頃から第3セットがパワープレーのようにずっと国士舘陣内で攻撃を続けるが、鬼頭、後藤と良いシュートを放つが決まらず。

 5:10 ゴール裏の飯村から、ゴール前に詰めていた本田に良いパスが出るが、シュート決まらず。

 6:08 反則 国士舘2 ホールディング
 この試合最初のパワープレーは、淡泊に外からシュートを打つだけ。1つ目が出ていましたが、ちょっと息があっていないというか、コンビネーションが上手くいっていないというか・・・しっくりきていませんでしたね。

 8:40 工藤がゴール正面でいい切り込みを見せ、GKを交わすかと思わせたが・・・交わしきれずシュート決まらず。
 ここら辺で、あまりにもふがいないプレーが多かったので、お姉さんお怒りモードに突入か?とスタンドで言っていたのですが・・・(笑)選手達はそれを先に察したのか(爆)きっちりと決めてきてくれました。

 10:26 1年生初ゴール! 明治2点目 G91鈴木雅仁
 センターラインぐらいから一人でパックを持ち込み、ゴール前でねばり強くパックをゴールに押し込んできました。ルーキー初ゴールです!
 で、このルーキーのゴールが明治の選手達に火をつけてしまいました。

 11:15 連続ゴール! 明治3点目 G66柳←A10本田
 初めて攻撃らしい攻撃の形を作って、ゴールを決めてきたという感じですね。柳がゴール前でGKを交わしてよく決めてきました。

 11:31 更に連続ゴール! 明治4点目 G18南條←A16工藤←40石山
 わずか16秒後にフェイスオフからパスをつなげて、南條がGK正面から強烈なシュートを叩き込みました。

 12:56 まだまだ決まる! 明治5点目 G47石黒←A91鈴木雅仁←22曽山
 ゴール裏にいた鈴木雅仁からゴール右サイド石黒に良いパスが出て、それを石黒が冷静に押し込んできました。
 なんと2点目が決まってからここまでたった2分半。1つ目が口火を切り、2つ目、3つ目とゴールを決め、最後また1つ目でゴールを決めるという・・・。昨年の明治は格下のチームと試合をしても、攻めあぐねて欲求不満のたまる試合をすることが多かったので、この連続攻撃にはびっくりしてしまいました。

 14:04 ゴール前までかっこよく切り込んでいきながらも、やはり今シーズンも飯村決められず・・・(この文章を私は今シーズン、何度書くことになるのでしょう?・・・笑。これも私の趣味の一つ?)。

 14:35 反則 明治 メンバーオーバー(代行18)
 私は見逃しちゃったんですけれどね(笑)

 14:50 パックを拾った石岡がノーマークになり、国士舘ゴールにシュートを放つが、決められず。

 15:24 またまたショートハンドゴール!&1年生初ゴール! 明治6点目 G19石岡←A22曽山
 ゴール前で体勢を崩したGKを見て、落ち着いてパックを上に上げて決めてきました。今年のルーキーはやっぱりすごいわね・・・なんて思っていた矢先・・・

 16:10 またまたルーキーが! 明治7点目 G91鈴木雅仁←A7木元←34川村
 鈴木雅仁、既に2ゴール目です。もうここら辺からゴールでお腹一杯になって、記憶にあまりありません(笑)

 17:30 2年生も負けていられません! 明治8点目 G40石山←A18南條←32本間

 17:40頃 ちょっとした交錯シーンがあり、よ〜く見ているとレフェリー川村氏の上に国士舘の選手が馬乗りになり、その上に明治の選手も・・・。いえ、乱闘でもなんでもなく、レフェリーは防具もあまりつけていないのに、大変だなぁと思った次第でございます。でも、そのシーンだけ見ると、ちょっと笑えちゃったりも・・・(笑)笑っていたのは私です・・・はい(爆)

 18:10 国士舘の選手にノーマークのシュートを打たれる。この試合初めて、国士舘にまともなシュートを打たれました。ほとんど攻め込まれていないので、越智が集中力が保てるかどうかもちょっと心配・・・。

 19:26 反則 明治22 インターフェアランス

 シュート数 明治24 国士舘2
 いや、ホントに2度の連続得点は見事なものでした。1つ目から3つ目まで全てのセットで得点していますからね。最初のうちは、全然息が合っていなくて、どうしたものかと思いましたが、ちょっと歯車がかみ合い出したなぁと思った途端にゴールが決まり始めましたね。このまま「守り」も忘れずに、攻め続けて欲しいと思いつつ、2ピリへ・・・。

第2ピリオド
 0:40 石黒がノーマークになるが、GK正面で抑えられる。

 0:58 反則 明治34 ラフィング
 川村はラフィングが多いですよね・・・。で、明治は一応3人対5人のショートハンドでピンチに陥ります。今まで越智に危険なシュートが1本も行っていないので、かなり不安だったのですが・・・

 1:19 不安的中 国士舘1点目 G23←A19
 ゴール右サイドにきれいに流し込まれてしまいました。シュート、3本しか打たれていないのに、1点取られちゃいましたからね・・・。やっぱりこの一方的展開ではGKもモチベーションを維持するのが難しかったかもしれません。曽山の反則が残り5秒あったところでの失点だったので、まだキルプレーがまだ残ってしまいました。

 1:40 飯村が国士舘陣内に持ち込んでいき、逆サイドから柳も走り込んでいたのだが、飯村はそのまま自分でシュートを打ち、GKに止められる。ここは柳にパスだったような気がするんだけどなぁ・・・。

 2:00 曽山がヒップチェックを試みるが、ちょっと的が外れたらしく、そのままボードに激突(苦笑)

 2:53 またまたショートハンドゴール! 明治9点目 G17飯村←A22曽山←66柳
 これは曽山&飯村、お見事。曽山のゴール裏からの素早いパスにゴール前右サイドにいた飯村がワンタイムでシュート。あまりの早さに国士舘のGKもついていけなかったのでしょう。見事に決まりました。

 3:35 1年生、ハットトリック達成! 明治10点目 G91鈴木雅仁←A22曽山←1越智
 なんと、1年生鈴木雅仁が初試合でハットトリックを達成してきました。すごいのが入ってきたものです・・・。ついでに、なんとGKアシストがついています!久々に生でGKアシストを見たような気が・・・。

 5:29 柳、本田と連続でいいシュートを打つが決められず。

 6:46 ついに4つ目登場。最初のシフトは14−12−11−39−15。

 7:29 反則 明治14 トリッピング
 ルーキー阿部くん、最初のシフトでいきなり反則・・・。

 7:57 4年生もハットトリック達成! 明治11点目 G47石黒←A19石岡
 しっかしここまでショートハンド、100発100中でゴールが決まってるんですわ・・・。失点していないのはもちろんのこと、ショートハンドで軽々とノーマークを取れている証拠なんでしょうねぇ。でも、このゴールは石岡が最初にノーマークを取りかけたのですが、シュートを空振りして、そこからなんとかパックだけはキープして、ブルーラインにいた石黒にパスが渡り、国士舘DFの間をかき分けて石黒がゴールを決めてきました。

 9:34 失点・・・。 国士舘2点目 G19←A27
 すいません、見てませんでした(苦笑)一緒に見ていた友人曰くフリーで打たせてしまったそうで・・・。

 12:45 国士舘にまたノーマークを取られるが、シュートが上に反れたのでセーフ。

 16:17 反則 国士舘20 ホールディング

 17:36 パワープレーゴール! 明治12点目 G19石岡←A2外崎
 ゴール右サイドからパックをじっくりとキープして、GKを見極めて肩口にゴール。

 18:41 スカッと! 明治13点目 G17飯村←A10本田
 飯村が勢い良くゴール前に突っ込んできて、思いっきりシュートを決めてきました。気持ちよかったですねぇ。

 19:59 反則 国士舘17 ホールディング

 シュート数 明治26 国士舘8
 守りが崩壊しがちなピリオドでしたが、「攻めが最大の防御」といわんばかりにゴールを決めまくっていましたね・・・。もう印象もなにもないです(笑)

第3ピリオド
 国士舘のGKが代わりました。実は先発のGKが結構身長の低い選手で、3ピリから出てきたGKがちょっと背の高めな選手だったので、みんなで「なんだか背が伸びてるよ、国士舘のGK!」なんて言っていた私達でした(笑)

 0:21 鈴木雅仁が走り込んで、スラップショットを放つが、上ポストに当たり外に跳ね返ってきてゴールならず。スコーンっていい音はしたんですけれどね〜。

 2:58 反則 明治40 スラッシング

 5:20 反則 国士舘 メンバーオーバー(代行77)

 7:01 反則 明治2 ハイスティック

 7:15 川村がパックを持ち、国士舘ゴール前まで切り込んで行くが、最後シュートを決められず。

 7:20 飯村がフェイスオフからそのままシュートを放つがやはり決まらず(去年から何度このチャレンジを見続けてきていることか・・・。是非今年は決めるところを見たいなぁ)

 10:30 反則 明治14 エルボーイング
 3ピリになって国士舘のGKが代わったと思ったら、この時間まで得点無し。もうなにやってるのよ〜と言い始めていたところに・・・。

 11:46 やっぱりショートハンドでゴール! 明治14点目 G22曽山←A47石黒
 DFの曽山がショートハンドの時に相手ゴール前まで自分でパックを持っていっていいのか・・・という話もありますが(苦笑)ゴールを決めたからちゃらということになるんですかね。センターラインぐらいからパックを持って、そのまま一人で持って上がっていった姿を見て、「ショートハンドでDFがそこまで攻め上がってどうするのよ〜」と叫んで今したが・・・。次の試合では通用しないと思うので、気をつけてね、曽山君。

 14:20 反則 明治33 エルボーイング

 14:28 ルーキー石岡もハットトリック達成! 明治15点目 G19石岡←A2外崎
 ルーキーが二人もハットトリック達成ですよ・・・。パックを拾って、そのままノーマークになり、GKを交わして落ち着いて決めてきました。

 14:47 本日8つ目のショートハンドゴール! 明治16点目 G47石黒←A19石岡
 いや、ショートハンド中に連続「得点」です。

 17:09 飯村もハットトリックだ! 明治17点目 G17飯村←A18南條←34川村
 ノーマークでGKをよく見て2度のフェイントで交わして、左隅から流し込んで来ました。そして、そして・・・

 17:17 怒濤の連続ゴール! 明治18点目 G18南條←A14阿部←40石山
 フェイスオフからパスをつなぎ、南條が右サイドからゴールに流し込みました。このプレーを見て、「20点ゲームを狙っているな・・・」と思っていたのですが、連続ゴールもここでおしまい。

 シュート数 明治20 国士舘3

明治大学 18(8−0、5−2、5−0)2 国士舘大学

ちょっとだけ、相手をなめてかかっているシーンも見受けられましたが、まぁ「圧勝」してきたので、第一関門クリアということにしておきましょう。去年のようにどんな相手にもゴールをあまり決められない・・・というチームではなくなっているようなので。結果的に鈴木雅仁、石岡、飯村、石黒と4人がハットトリックを決めてきましたしね。でもあまりにも点が決まりすぎて、現地では誰がいつハットトリックを決めたのか全然わかっていなかったけれど(苦笑)

ただ、今日の試合のまま次の早稲田戦に臨んでしまったら、大敗くらいますよ。FWが強力だということはわかりましたが、DFが全然機能していなかった(というか、機能させる必要がなかったですね、今日は)ので、このままだとちょっと早稲田の小原・西脇のラインを止めることは出来ないと思いますね。ちゃんと頭の中を切り替えて、「堅い守り」が出来るよう、頑張って下さいね。

どんな試合を観ても、やっぱりお姉さんは「優勝」の二文字を手に入れるまでは不安でしょうがないのです・・・。


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