きょうこの勝手に応援 2003
1月10日 全日本アイスホッケー選手権大会 1回戦
日本製紙クレインズ対明治大学

 今日のメンバー
明治
GK1越智  51山本
1S 10本田 47石黒 66柳 34川村 33鬼頭 
2S 91鈴木(雅) 17飯村 16工藤 2外崎 3船樹
3S 18南條 40石山 11後藤(雄) 15森田 39鈴木(雄)
4S 12秦 14阿部 13杉野森 8宮坂 21志村

日本製紙クレインズ
GK 33ドブソン 41大滝
1S 18伊藤(雅) 20ミタニ 32竹内 23大澤 7ディック
2S 24飯塚 92腰越 14佐藤(匡) 3伊藤(賢) 34原武
3S 96佐藤(正) 27石黒(史) 13辻 2岸部 22小林
4S 11山本 19佐曽谷 91佐藤(博) 10山野 77石黒(勇)

レフェリーは川村、ラインズマンは山内・松田

4日間で5戦目の明治。12月29日以来の試合となるクレインズ。
明治は昨日優勝してしまったから、当然美酒に酔いしれていたはずだし、疲れもたまっているし、けが人も病人も続出(苦笑)看板セットも石岡が抜け、DFもなんとレギュラーの半分が欠場・・・。これでどうやってクレインズを押さえるのだろう・・・と。でも、おかげで4年生全員ベンチ入り。これは嬉しかったです。そして、今日は柳に代わり飯村がAマークを初めてつけました。インカレが終わって、来シーズンが始まりかけていることを感じてしまいました。
対してクレインズはベストメンバー。年末の日本リーグの試合とほぼメンバーは変わっていません。日本リーグのチームが本気で大学生と戦ってくれる。ありがたいことですね。

今日のホームチームはクレインズ。本田主将、昨日で全てのつきを使い果たしたようです(笑)良いつきの使い方です。

明治ファンであり、クレインズファンである私にとっても、大変複雑であり、ある意味おもしろい試合になりました。

第1ピリオド
クレインズはほぼ4セット回し。明治はFWは変則3つ回し(1−2−3,1−2−4という感じ)、DFは変則3つ回し(試合の最後の方はほぼ2つ回しでしたね)にしていました。ということは・・・明治の3つ目にクレインズの看板ラインが当たることも出てくるわけで、明治にとっては大変厳しい戦いになりました。クレインズの強みは4つ目のラインまでどこを出しても、遜色無く戦えることですからね・・・。敵に回すとホントに怖いチームだと思いました、はい。

3:00 明治1つ目FWが早いチェックでクレインズ陣内でパックを奪い取るいいプレーを見せると・・・

3:30 反則 クレインズ11 ホールディング
明治の先輩が後輩達のプレーにびっくりしたのか、反則してくれました。

3:45 飯村が中央突破して、シュート。ゴール上に反れる。

5:55 もう破られる。 クレインズ1点目 G18
自陣でクリアしようとしたパックが上に上がってしまい、それをクレインズに取られ、ワンタイムでたたき込まれてしまいました。やっぱりパックに対しての反応速度が違うというか・・・。いや、でもまだ明治は体が動き始めていないはず・・・(苦笑)

9:44 反則 クレインズ33 ディレイングザゲーム(代行24)
ドプソンがクリアしようとしたパックが外に出てしまったため、反則を頂きました。せっかくのパワープレーだったのですが、やはり攻めの形はなかなか作れず、シュートも打てず、厳しい戦い。。。

13:20 ミタニにゴール正面からシュートを打たれるが、越智がナイスセーブ。

15:23 クレインズ2点目 G13←A27←3
ゴール裏でパックをキープされ、どう守ろうか迷っているところにゴール右サイドの辻にパスが通ってしまい、押し込まれてしまいました。ゴール裏からの攻撃にはどうしていいのかわからないような感じ。

15:52 石山がパックを持って抜けていき、ゴール左サイドに入った南條にパスを出し、南條がシュートを放つが決められず。

17:00 飯村がニュートラルゾーンからパックを持ち込み、シュートを放つが、決められず。

18:24 反則 明治2 クロスチェッキング

18:30 ゴール裏から出たパックをゴール横から叩かれるが、越智がナイスセーブ。

シュート数 クレインズ19 明治3
よく2点で押さえられたね・・・。クレインズにエンジンがまだかかりきっていなかったのに助けられましたね。越智もよく日本リーグ選手の早いシュートについていっていましたし、今までほとんど試合に出ていなかった船樹と森田が随所で落ち着いたいい守りを見せていました。
ただ、やはりクレインズのゴールにドプソンという名ゴーリーがいるというのもの実は明治が攻められない大きな理由だったと思います。流れていったパックを追いかけていって、普段ならチャンスに結びつけられるようなところでも、ドプソンが前に出てきて先にパックを処理してしまってチャンスの芽を摘まれてしまったりしていて、ゴール付近のパック処理のスピードとか判断とか、やっぱりゴールを守るという以外の面でも守りに貢献している部分が見えてきて、あぁ、これは明治に勝機は無いな・・・と思いました。

第2ピリオド
0:52 クレインズ3点目 G20←A18
いや、このシュートは反則ですって(笑)。ゴール前右サイドから狙い澄ましたようにきれいにゴール右上隅に吸い込まれていったのですが。確かにDFがミタニを押さえていなかったのはありますけれども、あの場所からあのシュートスピードであの狭い場所に決められる選手は大学生には絶対いないですからね・・・。越智にとっても初めての経験だったのでは?

3:00 柳がクレインズ陣内でクレインズ岸部からパックを奪い取る。いかにも柳らしいプレーが日本リーグ選手相手でも見られて嬉しかったです。

3:50 飯村が自陣からパックを持って上がり、3人対2人の形になるが、鈴木(雅)がシュートを放てず。

5:20 秦−阿部−後藤(雄)のラインでクレインズの2つ目相手にクレインズ陣内で試合を進める。

8:20 自陣ゴール付近でパックをキープしている選手に対して、鈴木(雅)がクレインズ陣ブルーライン手前でパックをもらおうと、氷をがんがん叩いてアピールするが、勢い余ってこけてしまう(笑)その気持ちは買うけどね・・・

9:23 反則 明治14 クロスチェッキング

11:24 明治はGKを越智から山本にチェンジ。日本リーグのチームと公式戦で戦えるなんてなかなかないチャンスですから、二人に普段と違うシュートを受けさせてあげようということですね。

12:17 クレインズ5点目 G14←A13←27
ゴール裏をまくられてしまいました。。。

14:07 クレインズ6点目 G18←A14←20
ゴール左サイドから。

14:14 クレインズ7点目 G22←A92
ブルーラインのベンチ側からたたき込まれたようです(失点直後にノーホイッスルで決まってしまったので、見ていなかったのです・・・苦笑)。

15:40 自陣ゴール裏から飯村が、クレインズ陣ブルーライン手前にいた南條にパスを通すが、攻めの形につなげられず。

16:10 フェイスオフから石黒がそのままシュートをするが、決まらず。

18:10 クレインズ7点目 G24←A18←20
飯塚がゴール右サイドからフリーでたたき込みました。飯塚へのマークがはずれてしまいました。

シュート数 クレインズ21 明治3
途中出場の山本が日本リーグ選手達のシュートスピードについていけませんでしたね。途中出場でしたし、初めての経験ではしょうがないというところでしょうか。ただ、実は明治の選手達、ちょっとずつ動きが良くなってきました。

第3ピリオド
1:14 飯村がパックを持ち込み、シュート。そこからいい攻めの形を作るが、点に結びつかず。

2:40 ブルーラインから船樹がシュート。クレインズDFに当たってしまう。

2:59 クレインズに2対1の形を取られ、パックを持っていた佐藤博史がそのままシュートを放ち、山本がナイスセーブ。

3:57 ゴール左サイドからシュートを打たれ、山本の体が左サイドに流れてしまったところで、リバウンドのパックをがらあきの右サイドに流されそうになったが、飯村がゴール前に良く入りセーブ。

6:30 柳がクレインズ陣内に持ち込んでいって、ゴール前でGKをよく見てシュートを放つが、ゴール上に反れてしまう。今日一番のチャンスだったかも。というより、こんな試合でもゴール前で余裕を持ってシュートを打てる柳ってすごい。

7:49 クレインズ8点目 G7←A20
このシュートも反則ですって(苦笑)ブルーライン右サイドからちょっと入ったところから、ディックにスラップショットを打たれてはねぇ・・・。日本リーグ一のシュートスピードを誇る選手ですから。これも良い経験ということですね。

12:13 後藤(雄)が自陣からパックをもちこみシュート。上に反れる。

13:40 阿部がパックを持ってクレインズ陣内に突っ込んでいき、後ろからフォローに入っていた飯村にバックパス。飯村のシュートは惜しくもゴール左にはずれる。。。これもチャンスだったんですよ。せめてゴールの枠内に入っていたらなぁ・・・。

15:20〜30 ディックのブルーラインからのシュート、山野のゴール右サイドからのシュート。ともにかなり強烈なものだったが、山本が連続ナイスセーブ。3ピリに入って、山本の目がシュートスピードに慣れてきたようです。

16:19 工藤がゴール正面からシュート。クレインズ選手のスティックに当たって外に出てしまう。

19:50 クレインズ9点目 G7←A18

シュート数 クレインズ22 明治3

日本製紙クレインズ 9(2−0、5−0、2−0)0 明治大学

ベストメンバーで戦えたらなぁ・・・とか、インカレ直後ではなくて、もうちょっとスケジュールに余裕のあるときに戦えたらなぁ・・・とかいろいろと考えるときりがないのですが、でも、こんな状態だったというのに最後まで走り続けて、当たり続けて、ゴールを狙うことをあきらめなかった選手達、よく頑張ったよ。本当に。

でも・・・。この試合は寂しさばかりが私の中に出てきてしまって、見ていて本当に辛かったです。本田、石黒、川村、柳、船樹、宮坂、杉野森の名前をこの観戦記に書くことも、リンクで叫ぶことももうこの試合で最後だと思うと・・・。このページを作り始めたときからやっぱり今の4年生の名前って一番出てきていると思うんです。けなしていることも確かに多かったかもしれないけれども(苦笑)結局それは期待の裏返しだから、みんなが頑張ってくれないと明治は勝てないってずっと思っていました。みんなのユニフォーム姿。今日きちんと目に焼き付けました。本当に今までありがとうございました。お疲れさまでした。みんながホッケーしている姿をまたどこかで見られますように。

なんだかたくさん思い出してしまって涙が止まらない。。。


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