きょうこの勝手に応援 2003
11月30日 関東大学リーグ 決勝戦
明治大学 対 早稲田大学

今日のメンバー
明治
GK 51山本 1越智
1S 14阿部 17飯村 19石岡 2外崎 33鬼頭
2S 71浅利 20伊藤 91鈴木(雅) 22曽山 81菊池
3S 11後藤(雄) 10石山 18南條 32本間 7木元(太)
4S 16工藤(修) 13青柳 9坂田 21木元(貴) 23楠木

早稲田
GK 1高橋 30早乙女
1S 11西脇 13小川 24甲野 5桶谷 27楠木
2S 31大西 10田中 26山之内 16市村 9山内
3S 17宇野澤 23藤田 18小林 20中村 3丸山
4S 33三原 15小林 29小西 4工藤 7遠藤
レフェリー根本 ラインズマン高橋・小野(健)

メンバーは両チームともに、ここ3試合全く変更無し。

第1ピリオド
1:12 ゴール裏の飯村からゴール前石岡にパス。ゴール右サイドから石岡がシュートを放つが、セーブされる。

1:51 菊池のブルーラインからのシュートから何本もシュートを放つが決められず。

3:00 飯村のゴール左サイドフェイスオフから出たパックを鬼頭がブルーラインからシュートを放つがセーブされる。

3:39 浅利がゴール裏を回って、ゴール右サイドからシュートを打つが決まらず。

4:05 曽山のレシーブミスから早稲田に2対1を取られるが、山本がナイスセーブ。

4:48 反則 明治10 フッキング

5:36 反則 明治17 ボーディング
私から見たらナイスチェックに見えたんだけどな・・・。紙一重だと思います。試合開始早々これで取られたら、この先どうなるんだろうと心配しつつ。そしてここからセンター二人を欠いた3on5のショートハンド。

5:40 いきなり伊藤がスティックを落としてしまい、ピンチを迎える。伊藤はすぐにベンチに戻り石岡と代わるが、その間にシュートを打たれ、山本がナイスセーブ。

6:48 あぁ。。。 早稲田1点目 G10田中
最初のシュートを抑えた山本がその勢いで尻餅をついた状態になってしまい、そこにゴール右サイドから叩き込まれました。

7:31 伊藤がゴール右サイドから切り込んでいき、左サイド浅利にパス。浅利がワンタイムでいいシュートを放つが、GKにキャッチされる。

11:44 外崎の早稲田・小川についていたにも関わらず、マークが甘くなってしまい、ゴール前にいいパスを出されて、危ないシュートを打たれる(ゴール枠を反れて助かったが・・)。

12:20 ・・・ 早稲田2点目 G31大西←A9山内
ゴール左サイドからのシュートをゴール前で角度を変えられました。

12:48 鈴木(雅)がゴール裏を回ってシュートを放ち、リバウンドも出るが、ゴールが動いてしまってホイッスル。今日はとにかく早稲田サイドのゴールが頻繁に動いてしまって、攻撃が簡単に止まってしまうのが・・・。レフェリーがなんどもゴールをチェックしていて、更に直す際にもすごく時間をかけていたので、ゴールポスト自体に問題があったような感じです。早稲田サイドということは、明治は40分攻めなければいけないゴールですからねぇ。。。
ここでホイッスルが吹かれた後、明治ベンチ内では円陣が組まれ、監督・コーチから改めての指示が飛んでいた模様。

14:13 鈴木(雅)がゴール横からゴール正面に突っ込んできた曽山にパスを出すが、曽山叩けず。

15:09 反則 早稲田10 フッキング
石岡がブルーライン突破しようとしたところで引っかけられました。

16:06 早稲田GKが横に飛び出したが、パックをフリーズしきれず、そのパックを石岡が拾ってゴール裏を周り、ゴール前飯村にパスを出し、飯村がシュートを放つがカバーに入っていた早稲田DFの体の下にシュートを打ってしまう。。。

16:17 やっと1点返す! 明治1点目 G2外崎←A19石岡←14阿部
ゴール左サイド石岡からゴール正面ブルーラインの外崎にパスが出て、外崎が決めてきました。パワープレーゴール。
やっと点が入ったからか、この後から何となく明治はいつものプレーに戻れそうな感じになってきました。
ここまではもうとにかく動きも固いし(顔もみんな固かったねぇ・・・)、FWは早稲田のチェックが早くてほとんどニュートラルゾーンでのパスが通らないし、DFは自陣でパックを持つと妙にわたわたしていて、上手く出せなかったり、相手にパックを取られてしまったり。自分たちを見失ってる状態でしたね。こんな明治は見たことが無いという感じ。でもこの1点で何とか平常心に戻って欲しい・・・。

17:28 鈴木(雅)がゴール左から右サイドに切り込んでいき、シュートを打つがゴール枠に入らず。

19:14 早稲田・小川にゴール前でノーマークを取られるが、山本ナイスセーブ。

シュート数 明治17 早稲田10
これだけシュートは打っていましたが、早稲田GKがとにかく当たっていて、ゴール周辺でのシュートは入る気が全然しませんでした。

第2ピリオド
1:06 反則 早稲田18 インターフェアランス

1:54 ゴール右サイドからフリーで早稲田にシュートを打たれるが、山本ナイスキャッチ。

2:47 石岡がゴール右サイドからシュートを放つがセーブされる。パワープレーだというのに、まともなシュートはこれ1本。

3:10 飯村がボード際のパックを取ろうとしたところ、後ろから早稲田の選手にチェックをされ、顔からボードに突っ込む(なんだかこの文章、去年も書いたような・・・)。しばらく起きあがってこなかったが、なんとか自分でベンチに戻る。で、なんで1ピリの飯村のチェックがボーディングで、これが反則じゃなかったんだろう?あの体勢でいる選手に後ろからチェックを入れるのって、危険だと思うんだけれども。危険なプレーには反則をきちんと取って欲しい。

4:00頃 鈴木(雅)が何度もパックを持ってかき回すが、パックを持ちすぎてパスのタイミングが悪く、得点に結びつかず。いつもならもっと浅利や伊藤にいいタイミングでパスを出しているのに、決勝のプレッシャーからか、鈴木(雅)のプレーがとにかく「俺が、俺が」という感じになってしまっていて、いつものキレのいいプレーとは程遠いものになっていたと思います・・・。残念。

5:56 反則 明治19(トリプルマイナーペナルティ マイナー代行71)、早稲田16・13共にマイナーペナルティ
(応援団がうるさくて、全然聞こえなかったし、レフェリーのシグナルもよく見えなかったので、何のペナルティだったかはわかりません)
ゴール前で石岡が早稲田・小川の挑発に乗ってしまい、もみ合いに。明らかに石岡のパンチが飛んでいたので、まぁトリプルはしょうがないでしょう。でも、その後、やっと落ち着いたと思ったところで、早稲田・市村が後ろから石岡のメットをはたき落としたのです。そこでまたもみ合い。そんな下らない挑発に乗るな!とも言いたいけれども、挑発されるぐらいなら、自分たちから挑発するぐらいの勢いでプレーしないと!それが決勝戦でしょ?
とにかく、石岡のマイナー2つ分と早稲田の二人のマイナーが相殺され、代行で浅利が入った分だけ明治のショートハンドです。

6:56 反則 早稲田27 フッキング
ノーマークで抜けそうになった飯村を引っかけた。

7:30 鈴木(雅)がニュートラルゾーンから持ち込んで、ゴール左サイドからシュートを打つが、反れる。

10:00 2つ目がゴール周りでかなりシュートを打つが、決められず。

10:31 鈴木(雅)がニュートラルゾーンから切り込んで行くが、決められず。

10:42 ゴール右サイドフェイスオフからのパックに後藤(雄)が飛び込んで行くが、決められず。

11:31 うっっ 早稲田3点目 G11西脇←A24甲野←13小川
自陣で西脇をフリーにしてしまい、ノーマークで山本も振られてしまい、決められてしまいました。
なぜ西脇にきちんとマークが入っていないのか。これが疑問。24日の試合ではきちんと常に外崎がマークについていたはずなのに、今日は西脇に対してマークが全然入っていない。自由に動かせ過ぎです。明治は飯村・石岡に対して厳しいマークに合っているというのに・・・。

14:10 追い上げる! 明治2点目 G33鬼頭←A17飯村
ゴール左サイドフェイスオフスポットからの飯村のフェイスオフから、ブルーライン中央の鬼頭にパックが出て、そこからゴール右隅に決めてきました。今日のゴールはDFばかり。FW頑張ってよ!

15:00〜 今日の早稲田GKに対しては、外からのシュートが有効だとわかってきたのか、1つ目が飯村のフェイスオフから何本か外からシュートを放つ。

18:10 反則 早稲田24 スラッシング
抜けていこうとした飯村に対して。
このパワープレーは明治は南條−伊藤−鈴木(雅)−曽山−菊池で攻めます。

19:01 鈴木(雅)のゴール右サイドからのシュートに、ゴール前左横から南條が突っ込んで行くが決められず。

シュート数 明治15 早稲田7

第3ピリオド
0:50 鈴木(雅)がゴール左サイドからゴール前に切り込んでいき、バックハンドでシュートを放つが決められず。

2:20 ゴール右サイドの石山のフェイスオフから後藤(雄)にパス。ワンタイムでシュートを放つが決まらず。

2:20 反則 明治10 早稲田9 アンスポーツマンライクコンダクト
ホイッスルの後にもみ合っちゃいけません・・・。この後から石山はシフト無し。石山のポジションには青柳が入りました。

2:38 飯村がブルーラインでパックを受けて、早稲田DFを振り切ってシュートを打つが、GKに押さえられる。

6:07 南條が早稲田DFを引き連れてニュートラルゾーンから切り込んで行くが、シュートを打ちきれず。

8:51 鈴木(雅)がニュートラルゾーンから持ち込んでいってシュート。リバウンドも出るがゴールが動いてホイッスル。

11:28 阿部のシュートに飯村が突っ込んで行くが、GKに押さえられる。

12:20 早稲田のシュートがポスト命中。

14:15 南條が早稲田のシュートを体でブロックするが、膝の防具の無いところにパックが当たってしまったらしく、そのまま倒れ込む。ホイッスル後に他の選手の肩を借りてベンチに戻ってくる。あぁ、インカレ決勝の石黒のようだ・・・。これでみんな更に気合いを入れて追いついて・・・と思っていたのですが・・・。

15:19 反則 早稲田18 インターフェアランス
ゴール後ろにパックをクリアしに行った山本にチェックを入れられた。

15:45 阿部のゴール前右サイドからのシュートは惜しくも反れる。

17:01 飯村のゴール正面ブルーラインからのシュートにゴール前石岡が合わせるが、押さえられる。

19:02 明治 タイムアウト

19:18 明治6人攻撃スタート 阿部−飯村−石岡−鈴木(雅)−曽山−外崎

19:36 曽山のシュートがゴール左に反れる。

19:44 早稲田 タイムアウト

シュート数 明治18 早稲田11

明治大学2(1−2、1−1、0−0)3 早稲田大学

ホイッスルの瞬間、その場に崩れ落ちた鈴木(雅)。そして、うつむいてベンチに戻ってくる選手達。

大丈夫、大丈夫。と心の中で思い続けた2時間。リーグ戦が始まったときから最後まで不安で不安でしょうがなかったこの2ヶ月。最後は涙が溢れて、直視が出来ませんでした。

こんなに強いチームなのに、なぜ勝てないんだろう。明治が一番強いはずなのに、なぜ今私は涙を流しているんだろう。

でもね。ここ一番で力を発揮できないチームは、強くないんだよね。気合いを自分たちの力に昇華できないチームは勝てないんだよね。

私がこの2ヶ月間書いてきた観戦記。不満ばかり並べています。いい試合だったなんて書いた試合、ほとんど無いはずです。それがこの結果に結びついたんじゃないかと思ったりもしています。1試合、最初から最後まできちんと戦った試合、どれだけあったかしら。最後の最後でプレッシャーのかかる試合になって、その気持ちの弱いところが一気に出てきてしまったのではないかしら。

みんな本当に頑張っていたよ。頑張っているのはひしひしと伝わってきた。でも、頑張っているのが、全員違う方向に行ってしまっていた。チームプレーではなくて、個人プレーに走ってしまっていた。このベクトルがインカレ決勝ではきちんと合うように、チームの結束を更に強めて日光に乗り込んで下さいね。


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