きょうこの勝手に応援 2004
1月9日 日本学生氷上競技選手権大会 決勝戦
明治大学対法政大学

 今日のメンバー
明治
GK 51山本 1越智
1S 19石岡 17飯村 14阿部 2外崎 33鬼頭
2S 91鈴木(雅) 20伊藤 16工藤(修) 22曽山 81菊池
3S 11後藤(雄) 10石山 18南條 7木元(太) 32本間
4S 21木元(貴) 13青柳 12秦 23楠木 9坂田

(法政のメンバーはアナウンスが聞き取れなかった&オフィシャルスコアをもらいに行く余裕も無かったので、わかりません)

レフェリー赤坂、ラインズマン山内(もう一人の方はわかりませんでした) ホームチーム・法政大学

ホームチームを決めるパックトス、今大会は全敗でした・・・。去年は決勝戦だけ勝ってきたんだけどなぁ。
今日は普段大学リーグでレフェリーを担当することの多い赤坂さんがレフェリーということで、反則の数も少なくなるのではないでしょうか。いいレフェリングを見せてくれることを期待しつつ。ラインズマンの山内さんは2年連続決勝戦の担当ですね。
明治は昨日とメンバー変わらず。今日は飯村も最初から出場します。4年生は6人がベンチ入り、篠塚はベンチの後ろに立って、一生懸命声を出します。

この33人で戦う学生の公式戦は今日、この試合が最後です。4年生を優勝で送り出すことが出来るかどうか。チームがしっかり一つになれるのかどうか。3年連続の法政との決勝戦です。

第1ピリオド
0:40 自陣でのクリアミスからいきなりピンチ。2度危ないパックがGK山本に飛ぶ。

1:53 工藤(修)のゴール左サイドからのシュートは法政GK片山のナイスキャッチに阻まれる。

1:59 木元(太)のブルーラインからのシュートからゴール前石山・後藤(雄)が連続でシュートを放つが決められず。

3:26 法政のアイシングで試合が止まったとき、なぜか山本の足下からもう1つパックが・・・なぜパックが2個氷上に・・・?

3:58 明治先制!!! 明治1点目 G16工藤(修)←A91鈴木(雅)←22曽山
ゴール前右から放った鈴木(雅)のシュートで法政GKが体勢を崩したところに、ゴール左サイドから工藤(修)が叩き込んできた。決勝戦のこの時間で先制点!いい感じです。

4:26 南條がニュートラルゾーンからパックを持ち込んで、シュート。リバウンドに石山が突っ込むが決められず。

5:02 法政・衣笠がパックをフリーズしたGK山本にの目の前でストップして、氷を山本の顔にかける。そこでちょっともみ合いになるが、反則は無し。

5:24 反則 法政29 ハイスティック

6:11 法政・衣笠にノーマークを取られるが、GK山本ナイスセーブ!伊藤と曽山が抜かれてしまいました。

6:57 パワープレーゴール! 明治2点目 G19石岡←A14阿部
ゴール右サイドからの阿部のシュートのリバウンドをゴール左サイド石岡が叩いて決めてきました。ヘルメットに篠塚の背番号「25」をつけた石岡、「ヅカ」の文字を入れた阿部の二人がちゃんと篠塚の気持ちに答えて決めてきました!

9:30〜45 飯村がフリーで2本シュートを放つが外す。今日は敢えて周りにパスを出さずに自分で決めに行っている感じ。そしてベンチに戻ってくると石岡が「飯村さん、次決まる、次決まる!」と励ましていました。

14:09 法政のノーマークをGK山本が交わされながらも、ナイスキャッチ!他の選手が駆け寄ってきて山本を褒め称えるほどのナイスキャッチでした。

15:35 反則 法政7 ホールディング

18:10 失点・・・ 法政1点目 G1西原←A15北側
2対1を取られ、山本の股下を抜かれた。

19:37 石岡が1対1で突っ込み、GK肩口を狙うが、枠を反れる。

シュート数 明治16 法政9

第2ピリオド
0:32 石岡がゴール右サイドからミドルシュート。GKグラブをはじいて外に。

3:01 飯村が自陣の阿部からロングパスをもらい、ブルーライン突破。逆サイドの石岡にパスを出すが、石岡のシュートは上に反れる。

5:54 鈴木(雅)のゴール裏からのパスにブルーライン左サイド曽山がシュート。GKに押さえられる。

6:21 同点・・・ 法政2点目 G6山田←A21佐藤
シュートリバウンドが出て、GK山本がかがんだところをゴール正面右ぐらいから、肩口を抜かれる。

8:00 1つ目の交代が遅れて、足が止まってしまい、自陣に釘付けにされる。

9:00 反則 明治20 フッキング
法政ゴール裏でひっかけてしまった。

9:31 飯村、膝を負傷。ちょっとよく見えていなかったのですが、膝を叩かれたのか、シュートが膝に当たったのか(反則がなかったので、おそらく後者)。その場に倒れ込んでしまう。リンク上からは「担架」の声も聞こえるが、なんとか足を引きずりながらベンチに戻ってくる。おそらく昨日痛めたのと逆の足。ベンチに戻ってきて、下級生がコールドスプレーと氷を持ってきて、一生懸命膝を冷やします。ただでさえしっかり氷を蹴れていない感じで走っていたのに、逆の足まで・・・。

9:41 反則 明治18・法政10 スラッシング(もしかしたら違うかも)

10:19 阿部が法政・山田のシュートを体でブロック。

11:11 1つ目のセンターに伊藤が入る。

11:37 2つ目のセンターに青柳が入る。

12:58 法政に2対1を取られ、残っていたDFは本間。法政・平塚のシュートはきちんとスティックに当たらずセーフ。

14:00 負傷した飯村が1つシフトを飛ばしただけでリンクに戻ってくる。スタンドから「飯村がんばれ!」の声が飛びます。

14:10 石岡のシュートがポスト直撃。

14:29 気合いの勝ち越しゴール! 明治3点目 G17飯村←A14阿部
パックを受けた飯村がゴール正面から左に切り込もうとしたときに体勢を崩しかけたが、倒れながらもそのまま粘ってパックをゴールに突き刺してきた!!5分前にはリンクでうずくまっていた飯村が勝ち越しゴールを決めてくるなんて・・・。リンクには1つ目の選手達に加えて、2つ目の選手達も飛び出してきて飯村の周りに集まってきて、喜びを爆発させます。
ベンチ裏最前列にいた勝手に応援メンバー4人はゴールが決まった瞬間、全員涙、涙・・・。すごすぎるよ、飯村くん、キャプテンがこんなところでこんな劇的にゴールを決めるなんて・・・。

15:42 後藤(雄)がニュートラルゾーンで抜けていって、シュート。GKにセーブされる。

18:38 さらに追加点! 明治4点目 G14阿部←A19石岡←17飯村
ブルーライン中央にいた飯村が右フェイスオフスポットあたりにいた石岡にパスを出し、石岡がゴール正面阿部にパス。阿部が決めてきました。

シュート数 明治7 法政10

第3ピリオド
1:12 反則 法政3 ハイスティック
鈴木(雅)の顔にスティックが入った。

4:32 1点差に・・・ 法政3点目 G1西原
ゴール前の混戦で押し込まれました。
決して流れが法政に傾いていたわけではないので、この失点によって緊張が走るとか、そういうことは無かったのですが、ただ学生ホッケー、何があるかわかりませんから。。。

5:40 飯村から石岡にパスがでて、石岡がシュート。リバウンドがフリーの鈴木(雅)の前に出るが、叩けず。

7:21 南條のパスカットから、南條、後藤(雄)と連続でシュートを放つが決められず。

10:10 飯村のゴール左からのシュートはGKの顔に当たってホイッスル。

11:37 反則 明治7 フッキング
ノーマークになりかけた法政・平塚を後ろからひっかけてしまった。それでもシュートは打たれたのですが。

13:39 法政のブルーライン中央からのシュートのリバウンドがゴール横に出てしまい、がら空きのゴールに流れて行きかけたが、曽山が飛び込んでクリア。

16:00頃〜 明治は2つ回し。

17:05 飯村のブルーラインからのシュートのリバウンドを石岡が叩くが、GKにセーブされる。

18:41 法政・松田のゴール右サイドからのシュートに外崎が飛び込んで、自分のエッジに当ててアウトオブバウンズ。

18:41 法政 タイムアウト
ここから法政は6人攻撃スタート。

19:20 石岡がエンプティネットを狙うが、上に反れる。

19:55 試合を決めるエンプティゴール! 明治5点目 G16工藤(修)

そして、残り5秒でセンターサークルからのフェイスオフ。明治は南條−飯村−後藤(雄)−木元(太)−本間の4年生5人が氷に乗ります。最初で最後の思い出セット。残り5秒のカウントダウンをこの4年生5人は氷の上で迎え、そして・・・

シュート数 明治15 法政13

明治大学 5(2−1,2−1,1−1)3 法政大学

祝・明治大学 インカレ3連覇!

ベンチから飛び出して、ゴールの周りに集まって喜びを爆発させる選手達。その勢いで倒れたゴールポスト。スタンドから投げ入れられた黄色と紫紺の紙テープ。でも、私は涙が流れてきてしまって、全てが霞んで見えていました。両チームの挨拶を終え、ゴール周りにスピードの選手と共に円陣を組み、両チームへのエールを。それから、リンク中央で福田監督がエールを切っての校歌斉唱。監督、総監督、部長、コーチの胴上げ。そして、4年生全員の胴上げ・・・。下級生にもみくちゃにされる4年生。今年は手荒く送り出されていましたね。

いい試合でした。1年間を締めくくるにふさわしい試合だったと思います。明治らしく、そしてインカレ決勝らしく、本当に素晴らしい動きを見せてくれた選手達に感謝の気持ちで一杯です。

今シーズン、明治の公式戦26試合、全ての試合を観て、観戦記をこのページに掲載しました。1年生のときから見てきた今年の4年生の最後の1年、1試合たりとも見逃したくなかったから。その最後の試合、優勝で締めくくられたこと、そしてその瞬間に自分自身も立ち会うことが出来たこと。本当に幸せに思っています。ありがとうございました。


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