きょうこの勝手に応援 2004
第53回関東大学アイスホッケー選手権大会
3位決定戦 東洋大学対明治大学

 今日のメンバー
明治
GK 70浅利(拡) 51山本
1S 14阿部 10石山 61河野 2外崎 33鬼頭
2S 71浅利(拓) 20伊藤 11鈴木(雅) 22曽山 18菊池
3S 16工藤(修) 13青柳 21木元 23楠木 15森田
4S 75畑中 91澤崎 9坂田 7大山 47志村

東洋
GK 39金丸 31小林
1S 18樫野 50谷川 46青木 7対馬 6笠井
2S 14坂本 19今村 35神長 37角田 2任田
3S 12三浦 21阿萬野 13坂上 11浜津 4大内
4S 49成田 9日影 16四富 22工藤 32大久保

レフェリーは高橋 ラインズマン小野(太)、立花 ホームチームは東洋大学

私にとって春、最初の公式戦観戦になりました。1年生が公式戦に出ているところを見るのも初めて。東京から伝わってくる情報はどうも情けない明治の様子ばかりなので、いったいどんなチームになってしまったのか、この目で確認しに東京まで行って来ました。

準決勝から一番メンバーで大きく変わったのは、石岡の欠場。石岡のところには1年生・河野を抜擢。2つ目と3つ目もRW浅利(拓)と工藤(修)を入れ替えました。

第1ピリオド
0:20 アタッキングゾーンゴール裏右サイドあたりのボード際で阿部からゴール前河野にいいパスが打てるが、シュート打てず。

0:42 ブルーラインから東洋・角田にシュートを打たれるがGK浅利(拡)しっかりキャッチ。

1:20 鈴木(雅)が自陣から切り込んでいき東洋ゴールまで持ち込むが決められず。

2:24 反則 明治15 ペナルティショット →ペナルティショット 東洋19は決められず
東洋に攻め込まれ、GK浅利(拡)と森田がゴール前で必死に守っていたところ、森田がクリーズ内でパックを押さえてしまったためにペナルティショットに。ルールブックだと第557条のbですね。自チームのクリーズ内でGK以外の選手が故意にパックを押さえるとペナルティショットなのですよ。
東洋・今村はゴール正面から狙ってきましたが、GK浅利(拡)は落ち着いてセーブ。初先発でいきなりのペナルティショットだったというのに、あまりの落ち着きっぷりにびっくりもしましたが。

3:00 阿部がゴール右サイドからシュートを放つが決められず。

3:20 反則 明治14 ホールディング
東洋の選手のユニフォームをつかんじゃいましたね。

4:21 ショートハンド中に曽山と鈴木(雅)が2対1で抜け、曽山が鈴木(雅)にブルーライン手前でパスを出し、鈴木(雅)に東洋DFが寄ってきたところでパスを戻そうとしたが、その前にパックを奪われてしまった。

6:56 浅利(拓)のゴール右サイドボード際からのセンタリングが東洋のDFに当たってシュートになるが、GKに押さえられる。

7:00 ゴール左サイドフェイスオフから鈴木(雅)がワンタイムでいいシュートを放つがGKにセーブされる。

7:50 石山と河野のコンビネーションが合わずにオフサイド・・・。今日はこのライン、とにかくオフサイド連発していました・・・。

8:12 反則 明治61 ボーディング
アタッキングゾーンゴール裏で東洋の選手からパックを奪おうと思い切りチェックを入れたのが反則に。

8:32 反則 東洋7 インターフェアランス

9:39 大山が森田に代わって出場。この先森田と大山が3つ目のDFとして交代で出場。

10:00 大山がゴール左サイドからシュートを放つ。

10:09 東洋・谷川にノーマークを取られるが、GK浅利(拡)ナイスセーブ

10:30 河野がゴール前に切り込んでいってフリーでシュートを放つが決められず。

10:52 あ・・・ 東洋1点目 G46←A18←6
ゴール右サイドから打ったシュートがゴール右隅に決まってしまった。ここまでそれほど危ないシーンも無かったのですが、ちょっと守りが崩れたかな・・・?と思った瞬間に決められました。

13:16 反則 東洋46 クロスチェッキング

13:28 鈴木(雅)がゴール裏を回ってシュートを打つが押さえられる。

14:19 反則 東洋37 ボーディング
これで明治は1分近く5対3のパワープレー。

14:32 ゴール前混戦から押し込もうとするが決められず。

15:16 反則 明治2 インターフェアランス 東洋7 アンスポーツマンライクコンダクト(ダイビング)

15:45 反則 東洋14 インターフェアランス
もうここら辺から誰がいつ出てくるのか、いつパワープレーが終わるのか等どんどんわからなくなってきていました・・・

16:12 同点のパワープレーゴール! 明治1点目 G23楠木←A14阿部←10石山
あれあれ???という感じで入ってしまったゴール。ゴール前左サイドにいた楠木が放ったシュートはひょろひょろっとしたシュートで、スタンドから「それはないでしょ?」なんて突っ込もうとしたら、おそらく東洋の選手のスケートか何かに当たってゴールに入ったらしくゴールランプが赤々と光っていたのです(笑)突っ込む寸前で、大喜びに変わりましたよ〜。5人対3人残り7秒のところでのゴールですから、パワープレーを最大限に生かしましたね。

17:11 勝ち越しパワープレーゴール! 明治2点目 G22曽山←A20伊藤
ブルーラインをちょっと入ったところで、体を1回転させて東洋DFを一人交わし、そのままゴール前に切り込んでいき、ゴール右上隅に狙い澄まして決めてきました。もう素晴らしい!の一言。格好良かったぁ。あそこでしっかり相手DFを交わしてしまうところがすごいですよね。

18:35 反則 明治13 ホールディング
この直前、東洋に攻め込まれて、ゴール前から3本連続でシュートを放たれ、1本目でGK浅利(拡)は寝てしまうが、東洋も2本目まで上に上げられず、3本目は上がったもののはるか上に反れてくれてなんとかセーフ。そのプレーの後に青柳が反則。

19:14 反則 東洋37 ハイスティック

シュート数 明治14 東洋8

第2ピリオド

0:55 いきなり追加点! 明治3点目 G14阿部←A61河野
ペナルティボックスから出てきた青柳がフリーでパックを拾い、アタッキングゾーンに持ち込み、そこからこぼれたパックを河野が拾いゴール前左サイドからシュート。そのリバウンドを右サイドに詰めていたフリーの阿部が叩きゴールに。スピードのあるいい攻撃でしたよ〜。これもパワープレーゴールですね。

4:25 石山と河野が2対1となり、石山から河野にパスが出て、河野がフリーでシュートを放つが、東洋GKのナイスセーブに阻まれる。

5:05 河野のブルーライン中央からのシュートにゴール前が阿部が合わせようとするが決まらず。

5:40 鈴木(雅)が切り込んでいきシュートを放ち、そこからこぼれたパックを浅利(拓)が執拗に叩くがGKに押さえられる。

6:13 3つ目のRW工藤(修)の代わりに坂田がシフトされるようになる。

6:42 木元のパスから坂田が切り込んでいきシュート。GKに押さえられる。

8:08 鈴木(雅)が押し込んだパックはぎりぎりでノーゴールに・・・

9:38 反則 明治20 インターフェアランス(マイナー) 東洋7 アンスポーツマンライクコンダクト(ミスコン)
私が座っていたところからは死角になって見えていなかったのですが、伊藤がなぜか東洋ベンチに入っていってしまったらしく、それがインターフェアランス。入ってしまった伊藤をリンクに押し出した東洋・対馬がミスコンとのこと。???なプレーですね・・・。とりあえず明治のショートハンドです。

12:37 反則 明治21 ハイスティック 明治7 ラフィング 東洋6 ホールディング
実はこの20秒くらい前から木元と東洋・笠井が東洋ゴール横あたりでもみ合ってまして、やばいなぁ・・・と思ったら取られました。大山がどこで反則を取られたのかは不明。

13:00 石山から東洋ゴール前正面にいた阿部にパスが出るが、阿部空振り・・・。

13:37 反則 東洋4 フッキング 明治14 アンスポーツマンライクコンダクト(ダイビング)
「もう反則いらないよ〜」とスタンドでぼやき始める私達・・・。レフェリー高橋さんはきっちりと反則を取ってくるので、こういう試合展開になるのはわかっていましたが、それにしても多すぎ・・・。

18:49 反則 明治15 トリッピング

シュート数 東洋4 明治5
そりゃこんなに反則が取られていたらこんなシュート数になりますよね・・・。あとゴールの枠から反れたシュートも多かったですね。

第3ピリオド

2:49 ブルーライン左サイドから東洋にシュートを打たれるが、GK浅利(拡)ナイスキャッチ

4:35 浅利(拓)がゴール正面からシュートを打つが、GK正面。

5:12 反則 東洋11 ニーイング

6:07 東洋に3対1を取られるが、鬼頭が先にパックをクリア。

7:22 反則 明治20 ボーディング

8:30 木元がスティックを落としてしまい、そのまま守り続ける・・・。ショートハンド中なので、危なっかしくってしょうがなかったです。

8:49 鈴木(雅)が体を張って東洋のオフサイドを取る。

9:17 ショートハンド・・・ 東洋2点目 G6
阿部がゴール裏からクリアしようとしたパックがブルーライン右サイドにいた東洋・笠井へのナイスパスになりまして、そこから放たれたシュートが決まってしまいました。GKの前にブラインドもたくさんいたので、おそらくパックが見えなかったのでは?

9:43 浅利(拓)の顔に東洋の選手のスティックが入り倒れ込む。レフェリーの目に入っていないところでのことだったので、反則は無し・・・。ただかなり痛そうにうずくまっていたので、ホイッスルで試合がとめられました。

11:00 明治3つ目がアイシング連発・・・。

12:30 外崎がブルーライン右サイドからシュートを放つがGKにセーブされる。あんなに振りかぶったらGKに正対されちゃうよ・・・。

13:22 同点・・・ 東洋3点目 G46←A18←2
GK浅利(拡)と鬼頭がパックを押さえようとして必死になっているところで、ちょっとだけ浮いたパックを、GKとゴールの隙間に押し込まれた。

14:30 鈴木(雅)のゴール裏からのパスをゴール前浅利(拓)が叩くが、ゴールの枠を反れる。

14:58 木元と青柳がスピードのある攻めで東洋ゴールを攻め立てるが、木元のインクリーズでホイッスル・・・。

15:51 明治ゴール前の守りが甘く、かなりばたばたする。

16:06 反則 東洋37 スラッシング

18:53 石山がシュートを放つがゴール枠反れる。

19:19 阿部がゴール正面からシュートを打つが、GK正面。

シュート数 明治6 東洋8
同点に追いつかれたわけなんですけれども・・・。流れが東洋に行っているというわけでもなく、決してGK浅利(拡)のミスで失点しているわけでもなく。どきどきはしたけれども、負けはしないのではという感じがしていました。

延長戦
5分間の4on4なので、明治はFWを14−61、20−11、13−21の3つ回し、DFを2−33、22−18の2つ回し。

0:20 外崎と鬼頭が自陣でパック出しにもたつき、危ないシーンが・・・。

2:18 青柳がシュート。

2:31 木元がブルーライン中央からシュート。セーブされる。

3:16 河野がゴール前でパックを叩くが、決まらず。

4:22 青柳から曽山にパスがでて、曽山が切り込んで行くが決まらず。

4:58 東洋にシュートを打たれるがGKセーブ。

シュート数 明治1 東洋3

PS戦
パックトスにより、先攻は東洋。
最初に発表された5人は以下の通り
東洋 18樫野 50谷川 19今村 4大内 7対馬
明治 14阿部 61河野 2外崎 21木元 11鈴木(雅)
(明治で準決勝のときにPSに出ていなかったのは河野と木元の二人ですね)

東洋 明治
一人目 樫野 ×
ゴールの枠を外す
阿部 ○
ゆっくりしたスタートからGKを左に振って
二人目 谷川 ×
パックを上げようとするが、その前に
GKが寝かせたスティックで止まる
河野 ○
ゴール右サイドからGKの肩口を抜く
三人目 今村 ×
やはりシュートを打つ前にGKが
寝かせたスティックで止まる
外崎 ○
ゴール左から放ったシュートが決まる

○明治大学 4(2−1、1−0、0−2、延長0−0、PS3−0)3 東洋大学

今日はとにかくGKに尽きるでしょう。1年生の初先発とは思えない落ち着きっぷり。その分周りの選手達にも必死に守ろうという意識はあまり働いていないような感じもしましたが・・・(笑)(山本や越智が1年生のときの初先発したときの試合と比べるとそんな感じがしただけですけれどね)。浅利(拡)の落ち着いたパック処理にDFはかなり助けられたのではないでしょうか。そしてやはりPSを3本+1本止めたのは実力もありますが、威圧感があるんでしょうね。前に出てきたら多分シュートコースがほとんど無くなっていたと思われます。明治の正GK争いはこの夏、かなり激戦になるでしょうね。
ちょっと3年生のプレーがしゃきっとしないなぁ・・・という感じはありましたが、全般的に見るとセット構成も日替わりになっている中でよくここまでの戦いをしたのではないでしょうか。オフサイドを連発していた1つ目のFWや、アイシング連発だった3つ目。その中で最後勝つことができたということを自信にして欲しいと思います。チームがもっともっと結束すればもっと強いチームになれるはずです。
多分石山が今大会一番苦しかったと思うのです。去年まで2年間ずっと後藤・南條の二人とラインを組んでいたので、他のウイングとセットを組むことがほとんど無かったですから、センターとして毎試合違うウイングとセットを組んで・・・というのは大変だったと思うし。更にキャプテンとしてチームをまとめなきゃいけないし。それがちょっとプレーにも出てしまったかなぁと。秋までにいい信頼関係を築けるウイングといいセットを組むことが出来ることを期待しています。

でも。やっぱりみんなが勝って笑顔を見せているところが見られたこと。これが一番嬉しかったな。

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