雅章さんって実はこんな人


その2

  雅章さんが大学4年の時に私が書いた最初で最後の雅章さんの紹介記事を公開してしまいます。ちなみに明治大学広報とは、明治大学の卒業生や在学生の父母を対象に発行されているものです。


1994年12月1日発行明治大学広報「ズームアップ」より

「信条は一生懸命」 スケート部村上雅章

 「派手じゃなくても、観客が楽しめるプレーがしたい」と村上雅章(法4)選手は言う。
 全日本ジュニア代表の肩書きと共に明大に入学してはや4年。藤盛監督も「あれは驚異」というほどの足で大学界のリンクを駆け回ってきた。獲得した賞は数えきれず。「一生懸命やること」を信条とする村上はどんな試合でも手を抜かず、トップレベルのプレーを見せ続けている。
 しかし、10月8日から始まった関東大学アイスホッケーリーグ戦では、思うようにゴール数が伸びていない。「自分のプレーに納得がいかない」と村上。「不調になると自分のプレーに走るところがあいつの欠点でもあり、長所でもある」(中村主将・政経4)。リーグ戦が進むにつれ、欠点が長所に変わり村上の最後の大暴れが始まっている。そして来年の春からは、日本リーグの強豪・コクドでプレーすることも決定。「早く上でプレーしたい」と言うが、今の目標はやはり「負けないで卒業すること」。4年間常にエースとして活躍してきた村上。最後の花道となるインカレは地元・北海道での開催が決定。「満員の観客の前で格好いいゴールを決めたいね」。これが新たなスタートとなる。


 と、こういうものだったのですが、ついでにこのときの取材ノートも公開しちゃいます(笑)5年前の村上雅章選手がどんなことを考えていたか。お楽しみ下さい。

1994年10月 上記「ズームアップ」用取材ノート

「今のアイスホッケー人気についてどう思います?」(94年当時のことですよ、あくまでも)
 もっともっと人気が出てもいいよな。実力はオリンピックに出られないぐらい、今ランキング16位ぐらいだろ?まあ、サッカーみたいなものだから、強くなれば人気も出てくるだろうと思うよ。だから今日本リーグでやってる人たち、俺も来年から行くけどさ、とにかく日本のアイスホッケーの看板を背負ってる人たちにもっと頑張ってもらって、魅せる、お客さんを引きつけるプレーをして欲しいよね。あと、一度見てもらいたい。だって友達とかでもさ、一度見に来いって言って来させたら病みつきになって帰るだろ?だから一度見てもらえばファンはもっともっと増えるんだよ。

「明治で4年間プレーしたことは雅章さんにとってどうでしたか?」
 プラスになったよ、もちろん。パスをしてパスをもらう普通のホッケーを出来たって言うのが俺にとっては大きかったよね。あと、いろんなホッケーを見れたのも良かった。ただ、自分がやらなくてもやってくれるし、あと下からの追い上げが全くなかったからハングリーさが無くなっちゃったな・・・。

「来年日本リーグ入りすることについて」
 早くやりたいよ。前々から思ってた。早く上でやりたい。ただそれだけ。今は負けないで卒業したいって思ってるだけだけどな。段階を踏まないと目標には届かないし。

「雅章さんが目指していること、理想としているプレーって?」
 常に一生懸命やること。ん〜・・・派手じゃないけど見てる人が楽しめるプレーがしたい。あ、俺これ絶対にやりたいんだけどさ、満員の観客の前でカッコイイゴールを決めて、スタンドに投げキッスしたい(笑)お前、絶対に書けよ!!まあ自分の納得できるプレーが出来ればそれでいいんだけどな。
(注:上記の記事に、「スタンドに投げキッス」なんて無いでしょう?あまりにも恥ずかしくてわたくし書けませんでした・・・)

「来年のユニバーシアードにも当然出場することになりますよね?」
 お前、今俺に「当然行きますよね?」ってユニバのことで言っただろ?それじゃいけないんだよ。一応ユニバだって選考会があるんだし、俺の方で当然行けるって思っていたら向上しないじゃん。自分で常に危機感を持ってやってなきゃ。

「雅章さんにとってのアイスホッケーとは?」
 俺にとってのアイスホッケー?・・・恋人だね


 今同じような質問をしたらどんな答えが返ってくるでしょうか?今度機会があったら答えていただきましょう。 その3へ

Home


注意:このページは一応村上雅章さんご本人のご了承を得て作成しておりますが、このページ内に書かれていることに関しては全て私・くぼたきょうこの責任で書かせていただいております。何か不都合なことがございましたら、私のところまでメールをいただければと思います。

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送