福田監督からのメッセージ(2005年)

2005年4月30日 準決勝・3位決定戦

春季大会の総括です。

また,苦い春季大会となってしまいました。準決勝での敗退ほど情けないものはありません。
今が勝つ時,今勝ちたい,連続で優勝したいという気持ちは皆一緒であったはずなのに。
春はいまいち乗り切れません。しかし・・・・・・・。

準決勝の対東洋戦です。終始氷上6人でのプレー環境が作れず,常にマイナスメンバーでのキルプレー,しかも必ずこの間に1点を失うという苦しい状況の中での試合進行でした。状況打破のため,全員での連続猛攻撃をかけるも,あと僅かそしてあとわずか・・・・・・・・。負けるパターンにはまってしまったのか,明治のペースに乗り切れず,明治の勝つためのシナリオを見つけきれずに終了のブザー。またもや春の敗退。自ら我慢しなければならないストレス,感情,プレーがコントロール不能に陥っていた場面が多く,これでは勝負にはなりません。しかし,戦闘意欲・気持ちが無かったわけではなく,熱い気持ちと冷静な気持ちの使い分けが出来ず,すべてが熱く熱く流れていった様な気がします。そして悪いほうへ熱く熱く・・・・。

3位決定・対法政戦です。秋に繋がる,そしてもちろんインカレまで繋がる大切な試合であることは選手・スタッフ共通の認識でした。それには,対東洋戦での反省と明治のプレースタイルを一切変えないことで試合に望むことが大切であることが確認されました。準決勝でのストレスを解消するかのような勢いと出足の良さが目立ちました。やはり,このチームやれる環境があれば,個々のやる気がまとまったら,固まったら強いなこのチームはと更に思いました。そして楽しみだなと。

まとめです。春の大会はたかが3試合,されど3試合。たった3試合で優勝をつかむことが出来るのです。しかしそこには一発勝負という非常に難しい勝負のメカニズムがあるのです。リーグ戦には無い,インカレには無い,非常に難しい勝負のメカニズムがあるのです。これは,まだ同じ釜の飯を食ったことの無い者同士が混ざり合い,新しいチームを構成していく離陸の環境なんですね。これをいかに超短期間に軌道に乗せられるかどうか。したがって,これから秋に向かっては,いかに各大学ともいち早い安定軌道に乗れる環境が出来るかどうかが鍵でしょう。試合60分間という時間の中で,ペースをつかめない,勢いに乗れない,流れが読めない,体が動かない,ミスジャッジがあった,周辺視野が広がらない等々,すべえてのことが発生することを踏まえ,その時には自分では何が出来るか,どういった気持ちの整理,コントロールができるかを踏まえた想定と,その時の対処方法を,具体的なものを自分でしっかり作り持つことが必要だなと強く感じました。

更に拮抗してきた4強,更に厳しくなってきた4強,明治のスタイルを変えずに,またどこまでやれるか,どんなチームに仕上げって行くのかとても楽しみです。また,一つ一つ積み上げていきます。あせらずに積み上げていきます。淡々と粛々と。選手・スタッフの信頼関係の基で。そしてまた,必ず明治のジャージが一段と輝く日を約束して。

相変わらず明治を応援をしていただきました皆様方に心から感謝申し上げます。また,皆様に夢と希望を持ってもらえるようなゲームをします。チームにします。
みんなで頑張ります,明治ですから!
そしてみんなで応援してください,明治ですから! ありがとうございました。

2005年4月17日 対専修大学

対専修大学戦は,8−0で勝ちました。
いよいよ新チームでのスタートです。
明大アイスホッケー部創部以来81回目のスタートとなります。
今後90年,そして100年に向かって継承してゆきます。

 どの大会においても,スケジュール表が公表された瞬間,選手・コーチ・監督達は,最終到達イメージを持ちます。もちろん様々なチーム内事情がありますが,やはり最終達成イメージは「優勝」でしょう。この優勝のイメージを持った瞬間,全員がチャレンジャーなのです。全員が可能性を秘めたチャレンジャーなのです。優勝カップを手にすることができるチャレンジャーなのです。したがって,どれだけ強くこの欲望に駆られるか,イメージを持っているか,過去を捨てることができるか,ということです。その意味では,我が明治もこの大会に,いかに1点集中できるかが鍵です。必要なのは,他大学にも増したチャレンジ精神なのです。過去のカップはすべて捨てて,この大会に短期集中できるか否か。
 最終達成まであと2試合。厳しい試合は必至です。しかし全員がヒーローとなるために必死で競争してます。汗流しています。次も6人ホッケーではなくて,22人ホッケーでもなくて,もちろん29人ホッケーを目指します。チームで,チームで,みんなで勝ちます。全員で勝たねば意味がないのです。全員で勝たねば明治じゃないのです。気合で頑張ります。明治ですから!

初戦の応援に感謝してます。誠にありがとうございました。明治ですから!

2005年インカレ優勝時のメッセージ

2004年関東大学リーグ時のメッセージ

2004年インカレ優勝時のメッセージ

2003年関東大学リーグ時のメッセージ

2003年春のトーナメント時のメッセージ

2003年インカレ優勝時のメッセージ

2002年サマーカップ・秋のリーグ時のメッセージ

2002インカレ優勝時のメッセージ

2001関東大学選手権大会(春のトーナメント)の時のメッセージ

2000関東大学リーグ・2001インカレの時のメッセージ

2000関東大学選手権大会(春のトーナメント)の時のメッセージ


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